PROFILE

阪 哲朗 (指揮)
1968年京郡市生まれ。京郡市立芸術大学作曲専修卒業後、ウィーン国立音楽大学指揮科卒業。95年第44回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。1996年スイスビール市立歌劇場専属第一指揮者就任。その後数多くのヨーロッパの主要オケを指揮する。97年ブランテンブルグ歌劇場第一指揮者就任、98年ベルリンのコーミッシェ・オーパーで「ラ・ボエーム」を指揮、98年〜99年のシーズンより同歌劇場専属指揮者就任。以後同歌劇場を拠点に活動を展開し99年クプファーの新演出による「天国と地獄」プレミエ、ヴェルロック新振付によるバレエ「リーズの結婚」プレミエを任される。2000年にホモキ演出「ファルスタッフ」再演を担当、同年11月フランクフルト歌劇場管の定期公演に指揮者急病のため代役デビュー。2001年には「リゴレット」のプレミエも大成功を収めた。2002年には「ファルスタッフ」でウィーン・フォルクス・オーパーに輝かしいデビューを果たした。
老田裕子  (ソプラノ)
大阪音楽大学卒業、同大学院研究室修了。在学中、選抜学生による「ザ・カレッジコンサート」に出演、同大学第40回定期演奏会でモーツァルト「戴冠ミサ」のソリストを務める。オペラでは2001年モーツァルト「ドン・ジョバンニ」のドンナ・アンナで華々しくデビュー。2002年7月には「魔笛」のパミーナで出演の他、ハイドン「天地創造」、フォーレ「レクイエム」等にも出演し好評を得る。第51回全日本学生音楽コンクール全国大会大学・一般の部第1位。近年稀に見る大型新人として注目を浴び、最も期待されている逸材である。
小山陽二郎  (テノール)
愛知県立芸術大学卒業、同大学院及び研究生終了後、ミラノに留学。カシナ・リリカ国際コンクール第2位、ブダペスト国際コンクール第2位、マリア・カラス国際コンクール入選の他、入選入賞を重ねる。95年愛知県芸術劇場での「愛の妙薬」でデビュー後、イタリアを中心にリリコ・レッジェーロの主役を多く演ずる。その後ハンガリー国立歌劇場メンバーとして「ファルスタッフ」、「ラーチェネントラ」で出演を重ね、99年帰国、2000年新国立劇場でロッシーニ「幸せな間違い」(日本初演)でも好評を博す。
青戸 知  (バリトン)
東京芸術大学卒業、同大学院修了。その後イタリアに留学。94年日本音楽コンクール入選。芸大在学中に「芸大メサイア」のバリトン・ソロでデビュー以後、その高い資質は注目を浴びる。96年二期会公演「ワルキューレ」のヴォータンで成功を収め、一躍脚光を浴び、第24回ジロー・オペラ新人賞を受賞。97年には新国立劇場開場記念公演「ローエングリン」に出演、王の伝令役で朗々たる美声を聴かせ国際的にも注目された。オペラの他、数多くのコンサートにも出演、数少ないバリトン・カンタンテとして活躍を続けている。
中岡秀彦  (ピアノ独奏)
東京芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。リスト音楽院サマーセミナーに参加。ソロリサイタル、ピアノデュオリサイタルの他、室内楽、声楽リサイタル等の伴奏の分野で演奏活動を行っている。1993年ピアノデュオリサイタルで名古屋市民芸術祭賞を、99年にはピアノソロリサイタルで同審査員特別賞を受賞。2002年8月にはローマ音楽祭に中岡祐子とともにピアノデュオで出演。
毛利美奈子  (重唱)
名古屋音楽大学音楽学部声楽科卒業。「フィガロの結婚」「天国と地獄」「真夏の夜の夢」等に出演。ジュゼッペ・タッデーノ氏のオペラコンサートにも出演。
福岡雅子  重唱
愛知県立芸術大学声楽科卒業。名古屋市文化振興事業団企画公演をはじめ、様々なオペラ、ミュージカル等の舞台で活躍。
岩田千里  重唱
名古屋音楽大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修了。第52回全国学生音楽コンクール名古屋大会3位入賞。オペラ、宗教曲等で活躍。現在名古屋二期会準会員。
神田豊壽  重唱
愛知県立芸術大学大学院修了。二神二郎氏に師事。名古屋二期会「魔笛」タミーノ、名古屋オペラ協会「夕鶴」与ひょうなどオペラの他、「メサイア」などソロを務める。
橋本泰介  重唱
名古屋音楽大学声楽科卒業。岐阜市新進芸術家コンサートに出演。また「トゥーランドット」「魔笛」等オペラにも出演。97年にフィレンツェに留学。
栗田滋勇  重唱
愛知県立芸術大学音楽学部卒業、同大学院修了。「フィガロの結婚」フィガロ、真夏の夜の夢」ディミトリアスなどオペラの他、宗教曲のソリストも務める。

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