グリーン・エコー第51回演奏会
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シベリウス
「悲しきワルツ」
(1903) (管弦楽作品) Sibelius "VALSE TRISTE"
フィンランドの作曲家ジャン・シベリウス(1865-1957)が 戯曲『クオレマ』(フィンランド語で「死」の意)の付随音楽として作曲。 翌年そこから3曲を選んで演奏会用の組曲に改訂しているが、その第3曲「悲しきワルツ」は単独でもしばしば演奏される。 病床にある主人公の母親が死んだ夫と間違えて死神と踊る場面を描いたもので、 不気味で幻想的な中に美しさをたたえたワルツとなっている。 (演奏時間約5分)
コダーイ
「ミサ・ブレヴィス」
(1944) Kodaly "MISSA BREVIS"
バルトークとともにハンガリーを代表する民族主義的作曲家 ゾルターン・コダーイ(1882-1967)の合唱大作。 第二次大戦中ドイツ軍の包囲下にあったブタペストで書き始められ1944年に完成。 終戦後、教会の地下室で初演されたが、そうした経緯から作曲者自身の平和への祈りが込められた荘重なミサ曲となっている。 テキストはラテン語のミサ通常文であり、グレゴリオ聖歌の旋律が用いられるなど古典的な書法で書かれているが、 透き通ったハーモニーの中に民族的色彩の色濃い音階が随所に現れ、ハンガリーの歴史を基盤にした深い精神性を感じさせる。 オリジナル版はオルガン伴奏付きで作曲されたが、今回は1950年に作曲者自ら編曲したオーケストラ版で演奏する。 (演奏時間約30分)
ブリテン
「春の交響曲」
(1949) Britten "SPRING SYMPHONY"
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976)は、イギリスを代表する作曲家。 代表的作品には、歌劇『ピーター・グライムズ』や『シンプル・シンフォニー』、『戦争レクイエム』などがある。 イギリスの保守的な伝統の中で、無調など前衛的手法を取り込みながら、機能和声語法を極限的に突き詰めることに成功したとされる。 強烈な反戦主義者でもあり、良心的兵役拒否者として一時アメリカに移住、1942年に帰国。
「春の交響曲」は戦後1949年に作曲され、滞米中に親交のあったクーセヴィツキーとボストン交響楽団に献呈された。 3人の独唱者(ソプラノ、アルト、テノール)、混声合唱と少年合唱、管弦楽のための交響曲である。 全曲は12の楽曲からなるが、古典的な交響曲の楽章に相当する4つの部分に分かれており、 14世紀のカノンから20世紀のW.H.オーデンまで14篇の英国の詩人たちの詩が使われ、 清新な春の息吹と喜びの横溢が漲る作品となっている。(演奏時間約40分)

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